どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。

【名機】 AKG K501【おすすめヘッドホンレビュー】

今回はAKGのK501をレビューします。
既に10年ほど前に絶版となったヘッドホンですが、伝説の名機と言っても良いほど支持されていたヘッドホンです。

現在はK701等の後継機がありますが、実はK701とは音の傾向は異なっており、単純に下位互換ではない唯一無二の魅力を持つ機種です。
絶版のため現在入手しづらいですが一押しのヘッドホンです。

 

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◆概要:ダイナミック開放型ヘッドホン

メーカ:AKG

タイプ:ダイナミック開放型

重量:235g

参考価格:15000円(中古参考価格)

◆レビュー(5段階) 

音質 :★★★★☆(4.5)

装着感:★★★★☆(4.5)

遮音性:★★☆☆

音の傾向:高音重視

得意な音楽:ロック、ポップス

音場感(音の広がり):そこそこ良い

コスパ:中古価格ならコスパ◎

◆総評:AKGサウンドを体現する透明感のある澄んだ音。クラシック、ポップス向き

  • 澄んだ水と表現される透明感のある音高音重視だが耳に刺さらない

  • 低音は控えめでロック等には向かない。クラシック向きと言われるが、ボーカルが前に出る傾向でポップスも〇
  • 軽い装着感で作業用にも向く。開放型なので遮音性はほぼ無く音漏れも多い

◆まとめ:AKG屈指の名機。装着感も良いためゲーミング用途もOK

本機の特徴は何といっても澄んだ音で、一度聞くと他のヘッドホンの音が少し濁ったような音に感じられるほど音に透明感があります。

AKGの人気モデルK701は上位互換と思われがちですが、K701はやや低音も鳴らせるように、ある意味でバランスを取った機種である一方、本機は繊細で美しい高音に特化した機種になっています。

高音スキーな筆者は初めて本機を聞いたときについに探していたヘッドホンを見つけた!と思いました。(大げさな話ですが)

一方高音と引き換えに低音が控えめのため、ノリの良さを求められるロック等には迫力不足になります。

本機はよく繊細な高音と広めの音場でクラシックに向くと言われる機種ですが、ポップスではボーカルの声が前に出てくる印象です。(個人的にAKGのヘッドホンはこの傾向と思います)
澄んだ音も相まって歌唱力のあるアーティストなどを聞くと「上手い…」とプロの凄みを感じましたのでポップスもいけると個人的には思います。

遮音性は開放型のためほぼ無く、音漏れはします。装着感はかなり良好で、長時間のリスニングもOKで、疲れない音なので作業用にも向きます

見た目は配色的にかなり地味な感じでもっとカッコよければ言うことなしなのですが、見慣れるとこれはこれで音響機器としての渋さと言うことで有りな気もしてきます。
(後継機のK701シリーズのファッショナブルな感じには敵いませんが…)

◆ヘッドバンド調整紐がへたりやすく、中古品を買うときは注意

本機は現在ほぼ中古のみでしか入手できませんが、ヘッドバンドの高さを調整する紐(下記写真)が緩みやすい弱点があります。

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赤丸内の紐でヘッドバンドを調整しますが、上記のとおり緩んでいます。。

ここが緩むとヘッドバンドが緩みっぱなしになってしまいますので、中古を買う際には注意が必要です。絶版になってからしばらく経つため、中古品はここが緩んでいる物が多いです。

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苦し紛れの調整

筆者はこのように苦し紛れで高さを調整していますが、見た目が不格好なので、いずれ状態の良い中古を入手したいです!