どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。

【本当に必要?】ヘッドホンアンプの効果について

どせいです。
今回はヘッドホンアンプについて説明したいと思います。

ヘッドホンアンプとは、ヘッドホンに出力を供給するためのアンプ(信号増幅器)で、ヘッドホンに繋ぐと音質が良くなると言われています。

音質向上について、どれぐらい変わるかというと人によって全然変わる!という人と、大して変わらないという人で昔から議論されており、
実際のところ必要なの?という疑問を抱く人もいると思います。

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あくまで1万円程度の高価でないヘッドホンアンプを使用している
筆者の感想としては、若干の効果はあるもののそこまで劇的に音が変わる!というものでは無いと感じます。
(※あくまで高級アンプを使用したことが無い人の一意見です)

ただせっかく高級ヘッドホンを買ってもPCのイヤホンジャック直刺しでは
本当に本来の音質で聞けているのだろうか・・と感じてしまいます。

ですのであくまで自分の意見ですが
「このヘッドホンの性能を100%引き出している(はず)」という満足感
が最大のメリットと思っています。(身も蓋も無い)

実は一番言いたかったのはこれなので、前置きが長くなりましたが
ヘッドホンアンプの効果についてちゃんと説明していきます。

ヘッドホンアンプとは【メリットについて】

ヘッドホンアンプのメリットは冒頭で挙げた
①音質向上
②豊富な入力/出力端子(ハイレゾ対応)
があります。順番に説明していきます。

音質向上

音楽をヘッドホンなど再生機器に出力する際、アンプという増幅器を介します。

PCや、スマホ、携帯プレーヤー等にも一応アンプは搭載されていますが、
ヘッドホンを駆動させるためには能力が低く、出力が不十分な場合があります。
特にスマホなどのアンプはコンパクトになっているため、出力は必要最小限です。

対してヘッドホンアンプは、アンプがヘッドホンに接続されることを想定した専用設計になっており、
ヘッドホンに十分な出力を供給してくれます。
その結果ヘッドホンの本来の実力が発揮され、音質が向上するというわけです。

筆者の感想としては冒頭で述べた通り、PC直刺しとアンプを介した場合とで劇的な差は感じ取れていませんが、心なしか音が力強いというか奥行きが出るような感じはあります。
(気持ちの問題かもしれませんが、気持ちが一番大事です笑)

また一部ヘッドホンにはインピーダンス(抵抗)が高いものがあります。
これらはヘッドホンアンプ無しでは再生機器のボリュームを上げないと
ヘッドホンの音量を取れない事があります。

このケースは音源のノイズを増幅することになりかねないため、こういった場合にもヘッドホンアンプは活躍します。

特に音楽再生環境がスマホがメインの人場合、高インピーダンスのヘッドホンを
鳴らすのは厳しいので、

後で紹介するポータブルアンプ(ポダアン)等があればスマホでもヘッドホンの能力を引き出すことが可能です。

豊富な入力/出力端子(ハイレゾ対応)

二番目のメリットは、豊富な入力/出力端子への対応です。

入力に光デジタル端子等のデジタル端子があれば、音源から信号の劣化なく
ノイズを低減してヘッドホンへ出力が可能です。

また下で説明する①USB-DACや②ハイレゾ対応といった機能が搭載されている製品は
アンプとしての機能に加え、音質そのものを向上させる効果があります。

①USB-DAC

PCやスマホでは音源が良くても信号を音楽に変換する機能が音楽再生に特化した機器ではないため音質に限界がありますが
USB-DACを使用すると音質劣化が無く音源を再生可能になります。


筆者の感想としてはこちらもなかなか劇的な効果というものは正直体感できていませんが、

音楽ファイルをデジタル信号→アナログ信号に変換する際には幾分かの劣化は発生するため、理屈上その劣化を抑える効果があると言えます。
(いわゆるピュアオーディオのレベルになるともう少し違いが見えてくると思います)

 

②ハイレゾ対応

また近年CDを超える音質と言われるハイレゾ(Hi-Res)音源が普及してきています。


音源がハイレゾであっても再生機器やヘッドホンがハイレゾに対応していないと、
普通に音楽を聴くことは可能ですが、ハイレゾ音質では再生されません。
ここでハイレゾ対応のUSB-DACを介することで、ハイレゾ音源の再生が可能となります。

このようにヘッドホンアンプには大きく分けて
ヘッドホンに十分な出力を供給するアンプとしての役割と、

豊富な入出力形式によるノイズの低減や、ハイレゾ対応音源の再生などのメリットがあります。

ヘッドホンアンプの種類とおすすめ製品

続いてヘッドホンアンプの種類ですが、大きく分けると
・据え置き型
・ポータブルアンプ(ポダアン)
の二種類あります。

読んで字のごとく、家で使用するのが据え置き型のヘッドホンアンプで、持ち運びできるようコンパクトなものがポータブルアンプです。

据え置き型

据え置き型は、室内の使用を想定されたヘッドホンアンプです。
PCに接続するのはこちらのタイプが一般的です。

先ほど説明した豊富な入出力があり、機種によりUSB-DAC対応、
ハイレゾ対応の製品があるため、入出力の自由度が高いです。
(一方様々な接続方式があるため、自分の環境に合う物を選択する必要があります)
電源はACアダプター式のものが多いです。

おすすめヘッドホンアンプ① audio technica AT-HA2

おすすめの代表製品としては、audio technica AT-HA2があります。
こちらは特別な機能はありませんが、5000円ほどの安価で購入できます。
ヘッドホンの出力を補い、本来の実力を引き出したいという方にお勧めです。
昔からある定番の商品なので迷ったらこれがおすすめです。

おすすめヘッドホンアンプ② FOSTEX HP-A3(USB-DAC ハイレゾ対応)

USB-DAC付きかつハイレゾにも対応した製品としては、
FOSTEX HP-A3があります。こちらはややお値段は上がりますがハイエンドヘッドホンの真価を間違いなく発揮してくれる一品です。

ポータブルアンプ(ポダアン)

次に説明するのが小型で持ち運べるサイズのポータブルアンプです。
通称ポダアンと呼ばれます。

入出力のインターフェースは据え置き型に比べると少ないですが、外出中でもスマホや携帯プレーヤーで良い音で聞きたいという人向けの品物です。

また音楽再生環境が主にスマホで、家でスマホからヘッドホンに接続したいという方はこちらのタイプがおすすめです。

ポダアンは電源はバッテリー充電式なので、長時間使用する人は連続再生時間もチェックすると良いでしょう。

おすすめポータブルアンプ FiiO BTR3K

代表的な製品としておすすめはFiiO BTR3Kです。
超小型ながらUSB-DAC付きで、さらにハイレゾ対応、かつbluetooth対応という充実のスペックです。


数千円で買えるものも多いポダアンの中では9000円台と
やや高価ですが、このスペックなら十分にお買い得です。また2.5mmのバランス出力にも対応しています。

さらにこちらはbluetooth対応で、スマホから線が出ずにアンプとヘッドホン(イヤホン)
をつなぐことが可能なので、ヘッドホンアンプの効果もさることながら取り回しの面でもメリットが大きいのでおすすめです。

 

まとめ:必要性は人によりまちまちだがメリット有り。用途に合わせた製品の選択を

ヘッドホンアンプには上記で紹介したように色々な種類と役割があります。
効果は製品により違いはありますが
メリットを再度まとめました。

  • 音質向上、ノイズ低減
  • 抵抗が大きくボリュームを取りづらいヘッドホンに
  • USB-DAC機能で高音質化、ハイレゾ音源の再生
  • 外出中でもヘッドホンを最高の音質で楽しめる(ポダアン)
  • ヘッドホンの性能を引き出している満足感(個人的に最重要)

筆者としてはやはりヘッドホンの性能を引き出して音楽を聴けている満足感が最も大きいです笑

人によっては真空管アンプを自作し最高の音質を追求している人もいる奥の深いジャンルなので、
突き詰めると違う世界があるのかもしれません。(筆者は真空管アンプの試聴経験は無いです)

ヘッドホンアンプの種類、価格共にピンキリですが、一台あればオーディオライフが一層充実したものになるので用途にあわせたものを選ぶのがベストです!


以上、どせいでした。