どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。有線ヘッドホンがメインです。

【サクラレビューで高評価?】OneOdio Pro10 レビュー Amazonランク一位中華ヘッドホンの闇

今回は2021年3月現在Amazonヘッドホンランキング一位に君臨しているOneOdio Pro10についてレビューしていきます。自分が知る限りここ一年以上ずっと一位をキープしている人気製品です。

OneOdioというメーカは中国のメーカで、自分はヘッドホン歴10年以上ですが正直聞いた事の無いメーカなので振興企業と思われます。

この製品はなんとAmazonレビュー数が驚異の19280件(2021年3月現在)で平均レビューが星5つ中4.1とかなりの高評価です。

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レビュー数多すぎと思われた方もいると思いますが、噂では中国からの?サクラレビューの噂があり(サクラチェッカーというツールによるとサクラ率90%以上)、ランキング上位ながら闇を感じさせる状態になっています。

今回はこのいかにも怪しいアマゾンランク一位のヘッドホンをレビューし、高評価レビューはあてになるのか?検証したいと思います。

 

 

OneOdio Pro10 製品スペック

メーカ:OneOdio
タイプ:ダイナミック密閉型
重量:200g
インピーダンス:32Ω
コード:6.3.mm/3.5mmカールコード:長さ2-3m
3.5mmマイク付きコード
折りたたみ:可能
参考価格:3500円

 

付属品は本体、専用キャリングポーチ、マイク付きコード、長さ2-3mのカールコードです(φ3.5mm φ6.3mm)

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タイプは密閉型で、外の音をシャットアウトするタイプです。このモデルはなんとカラーが黒、紺、グレー、緑、ピンク、ブラックレッド、ブラックグリーンと豊富にあります。(やはり売れているんですね)

筆者が買ったのはグレーですが、製品の素性は怪しいものの正直デザインは悪くなく、なかなかかっこ良いです。ただ一部金属っぽいところは金属ではなくメッキなので全体としてはプラスチッキーです。このため重量は200mmと見た目の割に軽量です。(スカスカとも言える)

また下の写真のように折りたたみ可能です。密閉型なので一応通勤、通学用途も意識されています。

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特徴的なのはコードで、L側イヤーカップに6.3mmジャックが刺さりR側は逆に3.5mmジャックがイヤーカップに刺さる(反対側は3.5mm)という個性的な構造になっています。(両方つける必要はなくどちらか一方でOK)
このため、3.5mmと6.3mmジャックが変換いらずでどちらも使用可能です。

OneOdio Pro10 5段階レビュー 

音質 :★☆☆☆☆(1.5)

装着感:★★★☆☆

遮音性:★★★☆☆

音の傾向:低音重視

得意な音楽:ロック ポップス

音場感(音の広がり):×

コスパ:△

 

音質はまず聞いた第一印象の時点で何か籠っている?と感じました。全体的に音の輪郭がぼやけており、解像度はあまり良くないです。

音場感についてはかなりイマイチで、特に音の奥行きや広がりが感じられず、耳のそばで音が鳴っているだけという感じで非常に淡泊です。

音の傾向は全体的にはフラットですが傾向としては低音重視で、低音にはそこそこの迫力を感じます。ただそもそもの音の輪郭がぼやけている状態で低音をブーストしてしまっているため、これが第一印象で感じた音の籠り感につながっていると思います。

価格帯としても高音質を期待するようなものではありませんが、それを考慮してもレビューで絶賛されるものとは正直思えませんでした。

音の性質としては音質に粗がありますが元気の良い傾向で、ポップス、ロックはそこそこ聞けます。打ち込み系の音楽等はやはり解像度が不足しているため、作りこまれた音を味わうには向かないです。モニター用を銘打っていますが、解像度不足でモニターに向いているとも言い難いです。

装着感については良くもなく悪くもなくですが、イヤーカップの深さが浅いため、筆者は耳が当たるので長時間つけると痛くなってきます。

トータルではレビュー点数を考えると期待は上がってしまいますが、正直聞いた事の無いメーカのヘッドホン(音質もイマイチ)に絶賛レビューが2万件近く集まっているのはサクラと言わざるを得ないというのが筆者の結論です。
(身銭を切ってしまったのが痛い)

総評:レビュー通り絶賛される音質とは思えず。解像度が悪くモニター用としてもイマイチ

  • 全体的にぼやけた音で音が籠っている。音の解像度が良くなく、音場も狭い。
  • 音は低音重視で元気な傾向。ポップス、ロックはそこそこ聞ける
  • 見た目は悪くない(が質感はプラスチッキー)


総評としては上記のように残念な結果でした。ヘッドホンオタク的にはサクラレビューに騙されずに本当に良いヘッドホンで聞いてほしい思いがあるのですが、アマゾンの人気ランキング一位で、レビューも高評価だと詳しくない人は買ってしまいますよね・・非常に残念な現状だと思います。

怪しげな中華ヘッドホンではなく、似たような価格帯で音楽の練習、編集に使えるモニターヘッドホンとしては、もう数千円お金をだして国産のオーディオテクニカATH-M20x等を強くお勧めします。

なおYouTubeにもレビュー動画がありましたので、気になる方はリンクをどうぞ。やはり物足りなさを感じている模様です。(味の無いガムと酷評してます)

www.youtube.com


比較的安価ながら優良なヘッドホンは国内外のメーカ含め色々あるのですが、アマゾンではこのヘッドホンに限らず、(おそらくサクラレビューも多々ある)中華ヘッドホンにランキングを席巻されている現状があります。

レビューに惑わされずに本当に良いものを買ってもらいたいという思いもありアマゾンで5000円~1万円以下で購入可能な本当にコスパに優れた有線ヘッドホン5選を記事にまとめています。興味があればこちらの記事をご覧ください!