どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。有線ヘッドホンがメインです。

【レビュー】KOSS PORTA PRO ただのドンシャリではない!とにかく楽しく聞ける一品

どせいです。今回はKOSS PORTA PROをレビューします。通称ポタプロと言われなんと1988年の日本発売以降30年以上にわたり販売されているロングセラーのモデルです。

近年のスマホ向け需要もあり再度注目が集まっており、インフルエンサーの紹介もあり人気が再燃しているとのこと。最近になりワイヤレスモデルやIphone対応のボリュームコントロールがついたPORTA PRO KTC(KOSS Touch control)が出ています。今回はこのKTCモデルのレビューです。

本機は話題性のみならす、とにかく楽しく音楽を聴けると言われるヘッドホンで、唯一無二の魅力を持ったモデルです。筆者もお気に入りの一品ですので、本機の魅力をレビューしていきます。


KOSS PORTA PRO 製品スペック

メーカ:KOSS コス
タイプ:オンイヤー開放型
重量:60g(KOSS Touch conrolモデル:68g)
インピーダンス:60Ω
コード長:1.2mストレートコード
参考価格:4500円 (KOSS Touch conrolモデル:6600円)

 

f:id:dosei12:20210930160020j:plain

見た目は結構小ぶりですが、金属パーツが使われており存在感があります。30年変わっていないため時代を感じますが一周回ってなかなか洒落ています。amazon限定版でベージュや黒金のモデルも存在しています。

ヘッドバンドはバンドの黒いプラスチック部品をスライドさせて調整しますが、癖があり始めは戸惑うかもしれません。装着感はオンイヤー型ながら耳当ての可動部が広くフィットするので悪くなく、眼鏡をしていても長時間つけていられるためそこそこ良好です。

f:id:dosei12:20210930160314j:plain

側圧調整機構。ハウジングを外側に広げながらスイッチを動かすのがコツ

また写真の赤枠の部分にコンフォートゾーンという側圧調整機能があります。一癖ある機構ですが、耳が当たる部分を狭めるか広げるか調整することで側圧を調整する機能です。

使ってみたところデフォルトの一番狭い状態から広げても、ロックが甘く、装着する際に元に戻ってしまいどうやって使うんだ…となりました。色々試した結果、一度頭に装着した後に調整することで広げた状態をキープできることが分かりました。もし調整する際はこの方法をお試しあれ。

f:id:dosei12:20210930160038j:plain

また本機はKOSS Touch Contlol(KTC)モデルなのでiphone対応のコントローラがあります。ボリュームや曲の送りがここから行えます。自分のiphoneで試そうとしましたがにはイヤホンジャックが無い(そもそも最近のモデルには無い)ことに気が付きました、、変換コネクタを購入して後日レビューしようと思います…

KOSS PORTAPRO 5段階音質レビュー(5段階評価)

音質 :★★☆☆☆(2.5) 

装着感:★★★★☆

遮音性:★☆☆☆☆

音の傾向:(高音、低音重視)ドンシャリ

得意な音楽:ロック、ポップス

音場感(音の広がり):△

コスパ:○

 

音質はいわゆるドンシャリでシャリつく高音とがっつり響く低音が特徴です。音の解像度は音の輪郭がぼやつく感じで正直あまり良くはないです。音質だけで見ると5段階では★2.5をつけましたが、本機のレビューでよく言われる「とにかく楽しい」というのは間違いなく、ドンシャリで原音忠実ではなく音質に粗があるのになぜか楽しく聞けるから不思議です。小ぶりながらとにかく音に迫力があります。

この感じはGRADOサウンドに近い…?と思い手持ちのMS-1と比べてみましたが、こちらはまだ原音の範囲内の音楽を楽しむためのチューンという感じでPORTAPROとは異なるものでした。

色々な曲を聞いてみたところ、私見ですが本機の音には軽く音にエコーがかかるようなエフェクト感があるように感じます。このエフェクトとブーストされた高低音の相乗効果で「とにかく楽しい」音を生み出していると推測します。(原音からはかけ離れてますが筆者は正直好きです)この独自の音が30年以上にもわたって国内外で支持される秘訣と思います。

得意な音楽はやはりクラシック等よりも、ロック、ポップスを楽しく聞くためのヘッドホンになります。EDMのような打ち込み系を聞くにはやや解像度が物足りない感はありますが、音に迫力があるので相性は悪くないです。

音場感はオンイヤー型なので音の広がり感はそれほど感じられませんが、とにかく音に迫力があり退屈感は無いです。

総評:ただのドンシャリの枠に収まらない「とにかく楽しい」音

  • ドンシャリだが独特の音作り(エフェクト?)で楽しく音楽が聴ける
  • 解像度、音場感はイマイチ(モニター用途には不向き)
  • オンイヤー型ながら装着感は良好。メガネしている人もOK