どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。有線ヘッドホンがメインです。

【レビュー】音楽視聴には不向き?Razer kraken ゲーミングヘッドホン

 

 

Razer Kraken  製品スペック

メーカ:Razer レイザー
タイプ:ダイナミックセミオープン
重量:約322g
インピーダンス:32Ω
コード長:1.3mストレートコード(着脱可能)
マイク:有り(ノイズキャンセリングなし)
サラウンド:7.1chサラウンド ※PC接続限定 Windows 10 64bitのみ
参考価格:7000円

  

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このヘッドホンはインターネット情報では密閉型(周囲の音が聞こえないイヤーカップが密閉されるヘッドホン)という記事もありましたが、イヤーカップがメッシュ構造になっており、メーカサイトには密閉型という記載もないため実は開放型と思われます(正確には全部開放されていないのでセミオープンに分類されると思います)

ゲーミングヘッドホンはほとんど密閉型のイメージがあるため意外でしたが、開放型の本機は周囲の音が聞こえるので、届け物が来た場合や、家の人からの呼び出しがある場合などに気が付けるのがメリットです。

重量は322gと多少の重量感はありますが作りの良さ感じられ全体的な質感は価格にしてはなかなか良いです。メッシュも金属製で高級感があります。筆者が買ったものは緑色ですが黒、ピンク、白、青もあるので好みの色を選べます。

また。本機の売りはイヤーパッドに冷却ジェルが入っており、不快な蓄熱を抑えるとのこと。装着した感じ確かに通常のクッション素材とは違う感じですが、正直そこまで冷感を感じる類のものではありませんでした。ただ確かに蒸れにくいので長時間の使用には向いています。

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マイクは上の画像のように引き出して使用します。ノイズキャンセリング機能はありませんが、カーオディオに用いられる集音パターンを使用しており、環境ノイズや騒音は遮断できる仕様となっているようです。

サラウンドは7.1chサラウンド搭載ですが、PC接続時限定なのでゲーム機本体に直接つなぐ場合はサラウンドにならないので注意。コードの先にリモコンがついていて、音量を手元で調整可能です。

Razer Kraken 音質レビュー(5段階評価)

音質 :★★☆☆☆

装着感:★★★★☆

遮音性:★★★☆☆(3.5)

音の傾向:低音重視

得意な音楽:ゲーム向け

音場感(音の広がり):○

 

視聴をはじめてみて第一印象はおや?これはかなり癖のある音…?と感じました。全体としてはドンシャリで特に低音がかなり目立ちます。独特の音場感はありますが音の細部が捉えられずに籠ったような感じで音の解像度もいまいちです。

調べたところ違和感の原因は7.1chサラウンドにあるらしく、7.1chサラウンドヘッドホンは傾向として音が籠りがちとのこと。ゲームなどで必要な足音や爆発音の方向を把握するといったことが重視されているとのことで、音の違和感が腑に落ちました。

ただこの音の臨場感はなかなかで、映画などは映画館で視聴しているというと言いすぎですが、かなり良い感じです。音楽視聴用としては一癖ありますが、ゲーム、映画用途にベストマッチです

同じゲーミングヘッドホンでも、先日レビューしたLOGICOOL G431はかなりフラットな音を鳴らしてくれるので、音楽鑑賞用としても使いたい方にはG431がおすすめです。

総評:純粋な音楽鑑賞には向いていないがゲーム、映画用に最適

良い点
・ゲーミングヘッドホンと言うだけあり装着感はかなり良い
・音の定位感が良くゲームに最適。映画鑑賞用にも◎
・全体的にしっかりした作りで質感が良い

悪い点
・全体的に音が籠り気味で、低音の強調が激しく音楽鑑賞には向かない
・やや重量感がある