どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。有線ヘッドホンがメインです。

【レビュー】イコライザーで音質が激変 LOGICOOL G431 ゲーミングヘッドホン

今回はロジクールのゲーミングヘッドホンG431をレビューします。
おうち時間が増え最近ゲーミングヘッドホンが売れていますね。普段ゲームをするときにヘッドホンは使わないのですが、話題に乗じて購入してみました。

種類が色々あり迷いましたが、LogicoolRazer Krakenの2シリーズが定番で、価格も似たようなものなのでデザインが気に入ったLogicoolにしました。(amazonでは怪しげなメーカの安価な製品が沢山ありますが個人的にはあまりお勧めしません)

ゲーミングヘッドホンということで、通常のヘッドホンと何が違うのか、オーディオ機器としてはどうなのか?レビューしていきたいと思います。本機の上位機種であるG533やG933はワイヤレスの機種もありますが、この機種は有線接続です。

 

 

LOGICOOL G431 製品スペック

メーカ:LOGICOOL ロジクール
タイプ:ダイナミック密閉型
重量:280g
インピーダンス:39Ω
コード長:2m(着脱不可)
マイク:有り(ノイズキャンセリング搭載)
サラウンド:7.1chサラウンド ※PC接続限定
参考価格:8000円

 

見た目はゲーミングヘッドホンというとゴテゴテした派手なイメージですが、本機は結構シンプル目で渋いデザインです。シンプルな中にスポーティーさを感じさせる青いラインがなかなか素敵です。重さは50mmの大型ドライバを搭載している本機ですが280gと標準的な重さで、着け心地としては特別重い感じは無いです。

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付属品はヘッドホン本体と、写真のUSB接続ケーブル、3.5mmイヤホンジャックです。USB接続ケーブルはPCやps4等のゲーム機と接続する際に使用可能です。

通常のリスニング用ヘッドホンとの違い

本体にはボリュームが付いており、ゲーム中の音声の大きさを調整可能です。また折り畳み式のマイクが有り、使わないときは収納可能です。ちなみにノイズキャンセリング機能が搭載されているようなので、VCを使う人にはうれしい仕様です。

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またゲーミングヘッドホンの特徴として7.1chサラウンドが搭載されていますが、サラウンド機能を使う条件として、
①PCにUSBで接続
②PCに専用ソフトG HUBをインストール
する必要がある
ので注意です。G-HUBでイコライザーで音響調整や、サラウンドの設定が可能です。詳細は下記で説明します。

LOGICOOL G431 音質レビュー(5段階評価)

LOGICOOL G431 5段階レビュー 
音質 :★★★☆☆

装着感:★★★★☆(4.5)

遮音性:★★★★☆

音の傾向:フラット(ややカマボコ)※PC接続時はイコライザーで調整可

得意な音楽:万能型

音場感(音の広がり):○

コスパ:○

 

ゲーミングヘッドホンなので、音楽リスニングは特別に意識されていないと思いますが、音質はかなりフラットです。よく言うと原音忠実ですが、リスニング用としてはカマボコ(平坦な音)という感じで、あまり面白味はないです。
※音質はイコライザーをかけるとかなり変わります。イコライザーは下で別途説明しています。

高音も特に耳障りではなく、低音も出すぎといったこともないため、き疲れは感じず、長時間装着を意識されたヘッドホンという感じです。音の解像度はゲーミングヘッドホンゆえ、そこまで良くなく輪郭がボケる印象です。音場感についてはサラウンドを使用していない状態でもそこそこ広く、奥行きがあります。

音質は上記の通り特筆すべきことはあまりないですが、全体としては決して悪くは無く、50mmドライバの効果でゲームだけではなく音楽視聴もそこそこいける印象です。

装着感はゲーミングヘッドホンだけあってかなり良いです。回転式のイヤーカップが頭の形に馴染むのと、耳当たりの良いクッションで長時間つけていても苦になりません。

筆者は眼鏡をかけていますが特に眼鏡と接触する感じもなく、装着感はかなり良好です。ヘッドホンのなかの空間も耳の形に合わせられており、自然にマッチする感じです。ヘッドホンでは音質もそうですが装着感はかなり大事と思うので、これを業界標準にしてほしいレベルです。欠点はやや側圧が強めなことくらいです。

音響イコライザの効果。かなり強力で音の傾向は別物に

音響イコライザとサラウンドを試すため、専用ソフトの LOGICOOL G HUBをインストールしてみました。インストール後は付属USBケーブルでPCに接続すると自動でヘッドホンが認識されます。

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上の画面のように高音と低音のバランスを調整可能です。このイコライザの効果はなかなか強力で、最大各±12dbの調整できますが3dbでも十分バランスが変わり、6dbではかなり極端で、12dbはやりすぎくらい各音がブーストされます。

ノーマルでは平坦なカマボコ音質ですが、このイコライザーの設定次第で超ドンシャリになったり全く特性がかわるので面白いです。ただいじりすぎるとかなり原音から離れるので、音楽のリスニング目的の場合、調整の範囲で数db程度好みで変えるのが良さそうです。

7.1chサラウンドの効果 しっかり音の方向を感じられる。

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筆者は特にPCでゲームをしないので、試しに普通の音楽視聴でサラウンドを使ってみましたが、通常の音楽にはそもそも音の指向性(方向性)がないからか、特に大きな変化は感じられませんでした。

ただ上の写真のテストボタンを押すと、サラウンド機能を試すことができました。7方向で鳴らすことができますが、明確にその方向から音が聞こえてくるので効果はかなり感じられます。ゲーム用途は当然として、映画視聴でもかなり良い感じに活躍してくれそうです。

総評:全体的に平坦な音だがイコライザで好みに調整できる。音質自体は悪くなく音楽視聴もOK。装着感は素晴らしい。

  • 音質はカマボコ(平坦)だが、イコライザで別物になる。全体的な音質は悪くなく音楽視聴もOK
  • 解像度は今ひとつだが音場感は悪くない
  • 装着感は素晴らしい。眼鏡で長時間つけていても痛くならない。

総評としては、ゲーミングヘッドホンなので長時間耳ざわりにはならないフラットな音質です。ゲーミングヘッドホンといいつつ音楽視聴もそこそこいけるので、コスパは中々良いと思います。

あとはやはり装着感が素晴らしく、眼鏡にやさしいのは嬉しいです。音楽視聴でも装着感は大事なので、これは音楽用のヘッドホンでも標準レベルにして欲しいです。

なおゲーミングヘッドホンのジャンルではamazonで安価な中国製ヘッドホンがあふれていますが、これらはあまりおすすめできません。参考に下記amazonランク一位のヘッドホン(ゲーミング用ではないものです)をレビューした記事がありますので、よろしければご覧ください。

【amazonランク一位ヘッドホンレビュー記事】
【サクラレビューで高評価?】OneOdio Pro10 レビュー Amazonランク一位中華ヘッドホンの闇