どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。有線ヘッドホンがメインです。

【レビュー】Sennheiser GSP301 ゲームも音楽もOKな高コスパゲーミングヘッドホン

 

 

 

ゼンハイザー GSP301 製品スペック・外観レビュー

メーカ:Sennheiser ゼンハイザー
タイプ:ダイナミック密閉型
重量:約270g
インピーダンス:19Ω
コード長:2.0m片出しストレートコード(着脱不可)
マイク:有り(ノイズキャンセリング)
サラウンド:無し
参考価格:10800円


構造は密閉型で、遮音性に優れるタイプです。重量はヘッドホンとしては標準的な270gで特に重量感は感じないレベルです。

注意点はサラウンド非対応というところで、先日レビューした「Razer kraken(レビュー記事) 」や「Logicool G433(レビュー記事) 」は7.1chサラウンド搭載(※PC接続時のみ)ですが、本機は非搭載です。

PCに接続してサラウンド機能を使いたい方は注意です。(ゲーム機に接続する場合はどちらにしてもサラウンド機能は使えません)

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コードは各種ゲーム機との接続を考慮した二股のミニプラグ仕様です。通常のオーディオプラグに変換するケーブルも付属しているため、どんな機器にも接続できる仕様になっています。

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近年各社スタイリッシュなゲーミングヘッドホンを出してきていますが、筆者はこの白と黒の色合いに惹かれて興味を持ちました。好みはありそうですが個人的には未来的でカッコ良いと思います。

デザインは良好ですが、全体的に質感がプラスチッキーなのが欠点です。ただ軽量化に一役買っている感はあります。

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マイクは上下に稼働する仕組みで、収納時はマイクOFFで、下に下すとマイクONになります。マイクはノイズキャンセリング搭載しています。

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ボリュームコントロールは上図のツマミを動かして調整可能です。ゲーム中に音声のボリュームを調整したい場面は多々あるので便利です。ユーザーの利便性もしっかりと考えられている感じです。

ゼンハイザー GSP301 5段階音質レビュー 

音質 :★★★☆☆(3.5)

装着感:★★★★☆

遮音性:★★★★☆

音の傾向:低音重視

得意な音楽:ロック、ポップス

音場感(音の広がり):○

 

試聴した第一印象は、まず低音の量感に驚かされました。全体としてかなり低音に寄せています。ゲーミングヘッドホンなので、足音や爆発音を際立たせるために低音をブーストさせていると思われます。

低音多めですが、よく聞いてみると低音が目立ちながらも、中~高音はシャリつくことなく綺麗に音が出ていることに気が付きます。

あくまでゼンハイザーの特色であるフラットな音質から、低音だけをブーストしたイメージで、全体のバランスは崩していない塩梅です。イメージとしてはBOSEのヘッドホンのような低音スキーに刺さる音作りです。

先日等ブログでレビューしたゲーミングヘッドホンの「Razer Kraken」などはかなりゲーム用途に寄せた(逆に言うと音楽視聴はいまひとつ)なヘッドホンでしたが、このヘッドホンはゼンハイザーが手掛けるだけあり、音質は上々です。

数万円するハイエンドヘッドホンとは比べられませんが、一万円でゲーミングヘッドホンとしての機能を備えつつ、この音質ならかなりコスパに優れていると思います。

得意な音楽はやはり低音が活きるロック等の相性は良好です。傾向としてはノリの良い音作りで、楽しく音楽を聴けます。半面クラシック等を聴くにはやや繊細さに欠けます。

ゲーミングヘッドホンの特性もあり、音の定位感も良好で、ゲーム時はもちろん、音楽視聴時にも音場感もなかなか広く感じられます。この音場感と持ち前の低音の迫力もあり映画鑑賞用にも相性が良いです。

(装着感について)

へッドバンドの長さは調節可能で、イヤーパッドのクッション性が良好なので装着感は良好です。

ただし側圧はやや強めです。(上位モデルの「GSP600」には側圧調整機構がついていますが本機は調整機構はありません。)

ゼンハイザーのヘッドホンは欧米人の縦長の顔にフィットするように作られていると聞いたことがありますが、側圧の強さは人によっては気になるかもしれません。

眼鏡との相性ですが、オーバーイヤー型のクッションが耳を包み込んでくれるので眼鏡との干渉が無く、長時間装着できます。(長時間装着するゲーミングヘッドホンなのでメガネ勢としては大事な所です!)

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総評:GSP301の良い点、悪い点

良い点

  • ゲーミングヘッドホンながら音質良好で音楽視聴、映画等様々な用途に対応
  • マイクの音量調節やON/OFFがワンタッチで操作できる
  • 個性的でお洒落なデザイン

悪い点

  • 側圧がやや強めで締め付け感あり
  • 7.1chサラウンド非対応
  • (音楽視聴時)人により低音が出すぎと感じるかも

実際にゲームしてみましたが、ゲーミングヘッドホンとして音の定位感は良好で、足音がしっかりと聞き取れます。爆発音等も迫力があり没入感を感じられました。
また、上で紹介した通りヘッドホンの直接操作でマイクのON/OFFやボリューム変更ができるため、使い勝手も非常に良いです。

他社ゲーミングヘッドホンは音楽視聴という観点で見ると(ヘッドホンオタク的には)イマイチと思うものがありますが、音楽視聴も十分楽しめますし、映画鑑賞にも向いています。

惜しいのがサラウンド非対応という点ですが、サラウンドヘッドホンはやや音質が籠り気味になるとも言われているため、音質とトレードオフになる部分があります。そういう意味でも、ゲームだけでなく、音質にもこだわりたい方に特におすすめです。

 

 

(関連記事)
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