どせいのヘッドホンレビュー

ヘッドホン沼にはまり続けるどせいがヘッドホンを5段階で評価するブログ。各ヘッドホンの特徴や、どのような音楽に向くか解説します。

【コスパ最高】五千円~一万円で買えるおすすめ有線ヘッドホン5選【ロングセラー】

どせいです。
今回は最もコスパに優れたヘッドホンの価格帯
5000円~10000円程度のおすすめの有線ヘッドホン5選を紹介します。

この価格帯が最もコスパに優れる理由としては
数千円台の安いヘッドホン→五千円~一万円の優良ヘッドホン
の違いで音質は劇的に変わるからです。

また近年無線式のヘッドホンが増えていますが、
無線式は無線ノイズ等の影響や音切れが発生することがあり、
同じ価格では音質は有線ヘッドホンに対して劣ります。
コスパと音質を重視する場合は、有線ヘッドホンがおすすめです。

というわけで一万円程度の予算でコスパ最高な有線ヘッドホンを探している方向けに
おすすめヘッドホン5選を紹介していきます。

どれもロングセラーの定番品なので、
自信を持っておすすめできるヘッドホンです!

 

1.DENON AH-D1100

AH-D1100は大口径50mmのドライバが売りのヘッドホンです。
こちらは定価20000円程のヘッドホンですが、
ここ数年アマゾンや量販店では7000円を切る価格で販売されています。

そのため価格に対する音質の良さは特筆すべきものがあり
近年ではずっとアマゾンのヘッドホン売り上げランキング上位の常連です。

近年の高コスパヘッドホンの定番とも言える機種で文句なくお勧めです!

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スペック

メーカ:DENON デノン
タイプ:オーバーイヤー密閉型
重量:189g
インピーダンス:32Ω
コード長:1.3m(延長コード3.5m付属)
折りたたみ:可能
参考価格:6300円

このヘッドホンは密閉型という周囲の音を遮断するタイプのヘッドホン
なので周囲の音が大きい環境でも使えます。
ヘッドホンとしては軽量かつ、一応折り畳みも可能なので、
通勤、通学用途にも向きます。

AH-D1100 レビュー

音質 :★★★★
装着感★★★☆☆(3.5)
遮音性★★★☆☆
音の傾向:フラット、やや低音重視
得意な音楽:万能型
音場感 (音の広がり):普通

 音質は癖が無く原音に忠実で、やや低音を重視の音作りです。
フラットな音質でありながら、中~高音を邪魔しないほど良い迫力の低音で、
リスニング用として程よい塩梅です。

音の解像度もこの価格帯では優れており、クリアな音です。
総合力ではこの価格帯では一つ抜けており、
一万円以下で買えるヘッドホンとは思えないレベルの音質で
筆者一押しのヘッドホンです。

欠点としては全体的にプラスチッキーでややチープな見た目ですが、
音質を重視して余分なコストを省いたと解釈します。

なおプラスチッキーな半面軽量なので装着感は良好です。

総評:この価格帯では一つ抜けた音質。クリアで高解像度な音

  • 音質、音の解像度共に一万円以下で買えるヘッドホンと思えないほど良好。
  • 気持ち低音寄りだがバランスの良さと迫力を両立している
  • 軽量なので付け心地も悪くない

定価が20000円するのにこんなに安売りされている理由は不明ですが、
元値が高いだけあり、音質はこの価格ではひとつ抜けていると思います。

総評としてはこの価格帯でとにかく音質重視のヘッドホンを探している方にお勧めです。
低音も程よく出るので、ロック等にも合う機種です!

2.AUDIO TECHNICA ATH-AD500X

ATH-AD500Xはオーディオテクニカの定番ヘッドホンです。
発売後しばらく経つ製品ですが、こちらも長い間支持されているヘッドホンです。

オーディオテクニカのヘッドホンは高音域の美しさが特徴ですが、本機も
その特徴が色濃く出ており、上品な音作りが好みの方におすすめです。

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スペック

メーカ:Audio technica オーディオテクニカ
タイプ:オーバーイヤー開放型
重量:235g
インピーダンス:48Ω
コード長:3.0m
折りたたみ:不可
参考価格:8000円

ATH-AD500Xは開放型に分類されるヘッドホンです。

開放型のヘッドホンは耳を覆うハウジングの部分が密閉されておらず
オープンになっているため、広い音場感(音の広がり)と音の抜けの良さが特徴です。

開放型ゆえ遮音性は殆ど無く音漏れをするため、室内のリスニング向けです。

価格は10000円前後でしたが、アマゾンの最新価格(20年11月現在)
では8000円程度となっており、かなりお買い得感を感じます。

ATH-AD500X レビュー

音質 :★★★☆☆(3.5)
装着感★★★★☆(4.5)
遮音性☆☆☆☆
音の傾向:中~高音重視
得意な音楽:ポップス クラシック
音場感 (音の広がり):良い


特徴としては高音域の美しさが際立つヘッドホンです。
ハウジングがアルミメッシュで、音の抜けが非常に良い構造で、音場感に優れます。
広い音場感に加えて中音~高音が良く出ますので、クラシックの視聴などにも向きます。

本機は中音~高音が得意な反面、低音が不足していると言われますが、
低音もナチュラルに出ています。
(ブーストされていない自然な低音という感じです)

また特徴としてウイングサポートという頭頂部付近をサポートする
形状のヘッドバンドを採用しており、快適な付け心地が特徴です。
長時間装着できるので映画やゲーミング用途にもお勧めです。

一方で全体的な味付けとしては上品よりで大人しく、
ノリの良さや重低音を求める機種では無いため
ロック等をノリ良く聞きたい方には向かない機種です。

⇒ロックに最適なヘッドホンはこちらの記事で紹介しています。

総評:中音~高音が得意。装着感も良いため映画やゲーミング用途にも

  • 中音~高音の音質が得意でポップスやクラシックの視聴に向く。上品目だがロック等にはやや物足りない
  • 総じて価格以上の音質かつ音場感に優れ、この価格帯のヘッドホンではコスパ◎
  • 頭への圧迫感が少ない軽快な装着感。夏場でも比較的蒸れにくい。だだし構造上遮音性は無く、周囲に音漏れする

総評としては、音質、音場感、装着感どれもすばらしく、
総合力の高いヘッドホンです。
欠点としては低音が控えめですが、補って余りある上品な音と広い音場が魅力です。

音質的にも装着感的にも長時間つけても疲れないので、室内でゆっくり映画等視聴を視聴する方にもおすすめです!
価格も以前より下がって来ていますのでお得な品物です。

⇒個別レビュー記事はこちら

3.AKG K240S(Studio)

AKG K240Sはオーストリアの老舗メーカーAKGのベストセラーヘッドホンです。
筆者がヘッドホン沼に浸かった10年程前から定番として知られていました。
AKGも上品で繊細な音に定評があるメーカです。

本機は当時一万数千円程度の価格でしたが、最近では6000円程度で購入できるため、
アマゾンの価格を見て驚きました。

分類としてはスタジオ使用も想定したスタジオモニターヘッドホンになります。

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スペック

メーカ:AKG アーカーゲー
タイプ:オーバーイヤー開放型(セミオープン)
重量:240g
インピーダンス:55Ω
コード長:3.0m(着脱式)
折りたたみ:不可
参考価格:6000円

このヘッドホンは開放型に分類されますが、セミオープンという半分開放、
半分密閉という形式です。

完全開放型のATH-AD500Xに比べれるとやや遮音性に優れますが、
基本は開放型に近い特徴です。

こちらはサイズ感的にも室内向けのヘッドホンです。

K240S レビュー

音質 :★★★★
装着感★★★☆☆(3.5)
遮音性★★☆☆☆
音の傾向:フラット やや高音重視
得意な音楽:万能型(ポップス クラシック)
音場感 (音の広がり):良い

音質としてはスタジオモニターヘッドホンと銘打っている通り、
原音に忠実なフラットな特性です。

AKGのヘッドホン全般の特徴ですが、低音よりも高音域に寄せた音で、
品のある上品な音が特徴です。

モニターヘッドホンゆえ、音の解像度が高く、細かい音が分離して聞こえてきます。
このヘッドホンも音質、解像度、音場感共に価格を考えるとかなり優秀と言えると思います。(元は一万円以上で売られていたので当然ですね)

高音寄りの開放型ヘッドホンという意味ではATH-AD500Xに近いですが、
違いはATH-AD500Xはリスニング用でK240Sはモニター用という所です。

リスニング用は聞きやすさを重視した柔らかい音であるのに対し、
モニター用は音の分解能を重視しており、長時間のリスニングでは
音が耳に刺さるため聞き疲れを感じることもあります。

ただこのK240Sはモニター用の高い分解能を持ちながらもリスニング用としても
使用できる聞きやすさを兼ね備えており、誰にでもお勧めできるヘッドホンです。

総評:AKGの名機。高い分解能と広い音場感が特徴

  • モニター用と銘打っており高い分解能が特徴。音場感も良好
  • 原音忠実なフラットな音で、癖が無くオールラウンド。どちらかというと上品な音
  • AKGサウンドの入門機におすすめ

総評としては、価格を考えるとかなりコスパが良いです。
音の傾向は上品目ですが、ポップスからクラシックまで何でも聞けます

また好みは分かれるかもしれませんが、黒ベースに金色が施された
本格感を感じさせるデザインが所有欲を満たしてくれます。

今ならかつての半額程度の価格で購入可能なので、
AKGの音作りを体感してみたい方に一押しです!

4.SHURE SRH440

SHURE SRH440はスタジオモニターヘッドホンで、
スタジオでの使用も想定されているヘッドホンです。
そのため、音の解像度が高く、原音に忠実な音が特徴です。

こちらも音質は文句無しですが、中音域のボーカルが際立って綺麗に聞こえるので、
ボーカル物の曲を聞く方に特にお勧めです!

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スペック

メーカ:SHURE シュアー
タイプ:ダイナミック密閉型
重量:311g
インピーダンス:44Ω
コード長:カールコード
折りたたみ:可能
参考価格:9980円

SRH-440も密閉型なので周囲の音をシャットアウトするタイプです。
コンパクトに折り畳みが可能ですが
カールコードなのでポータブル用途ではコードの重みが気になるかも知れません。
基本は室内での使用と考えた方が良いです。

SRH440 レビュー 

音質 :★★★☆☆(3.5)
装着感★★★★
遮音性★★★☆☆(3.5)
音の傾向:フラット
得意な音楽:万能型(特にボーカル曲が◎)
音場感 (音の広がり):普通

SHUREというと高級イヤホンが有名ですが、
ヘッドホンもラインナップしてほしいとの声に答える形で発売されたため、
期待は大きいものでしたが、期待を裏切らず好評を博しています。

モニターヘッドホンだけあり音の解像度が高く、普段スピーカーから音楽を視聴している場合、実はこんな音も鳴っていたのかという発見があるかも知れません。

音のバランスが良く、万人にお勧めですが、特筆すべきは中音域が艶やかで、特にボーカルが際立ってよく聞こえますのでポップスを良く聞く方にお勧めです。

一方低音は気持ち抑え気味という印象ですが、低音を重視したい方でなければ特に物足りなさは感じないレベルです。

また装着感も良好で、長時間付けていても問題無しです。

総評:原音に忠実なオールラウンダー。特にボーカルが際立つ。ゲーミング用途も〇

  • ボーカルが際立って聞こえてくるのでポップスに最適
  • モニターヘッドホンゆえ音の解像度が高い
  • 装着感良好で長時間付けていられる。ゲーミング用途にもおすすめ

総評としてはポップスが特にお勧めですが、
オールラウンドになんでも聞けるヘッドホンなので、
ジャンルを問わないのもおすすめポイントです!
SHUREブランドも所有欲を満たしてくれます。

⇒個別レビュー記事はこちら

5.Creative Arvana Live!(アルバナライブ)

Creative Aurvana Live! です。
Creativeというメーカにあまりなじみが無い方もいるかと思いますが、
オーディオ分野に安価ながら優れた製品を発売し続けており、
実績十分のメーカです。

本品もコスパの良さで知られており、10年以上支持される定番ヘッドホンです。

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スペック

メーカ:Creative クリエイティブ
タイプ:オンイヤー密閉型
重量:210g
インピーダンス:32Ω
コード長:1.2m
折りたたみ:不可
参考価格:5000円

密閉型ヘッドホンなので、それなりに周囲の音を遮断します。
重量も軽量で小型なのでポータブル用途でも使用できると思います。

現在5000円程度で購入可能ですが、発売当初の価格は10000円ほどでしたが、
当時はこの価格でもコスパが良いと言われていました。

アルバナライブ レビュー

音質 :★★★☆☆(3.5)
装着感★★★★
遮音性★★★☆☆
音の傾向:フラット
得意な音楽:万能型(ポップス ロック)
音場感(音の広がり):普通

音質は価格を考えてしまうと★3かな…とも思ってしまいましたが、
価格バイアス抜きで評価した公正に結果★3.5としました。

多少高音のシャリつきはありますが、低価格ヘッドホンにありがちな
ドンシャリというほどではなく、原音に忠実、かつ少し刺激を入れた程よい
バランスで適度な元気の良さがあります。
ポップスやロックなども楽しく聞けるヘッドホンです。

音の分解能については多少の籠り感はあるものの、価格を考えると十分です。
欠点としては密閉型の割に外の音は結構拾うため、
騒音の大きい環境での使用はやや厳しいです。

また価格を考えると仕方ないですが、プラスチッキーさが玉にキズです。

総評:安価ながらバランス良い。ほどよい刺激のある音楽を楽しめる

  • コスパヘッドホンの定番。ヘッドホン入門におすすめ。
  • フラットな音質ながらほどよい刺激があり、楽しく聞ける
  • 軽量で装着感も○。

総評としてはクラシックを最高の音で楽しみたいというような用途でなければ、
何でも聞けるオールラウンダーなヘッドホンです。

コスパは最高レベルですので、一台安価で良いヘッドホンをお探しの方に
一押しです。 

⇒個別レビュー記事はこちら

おすすめ定番ヘッドホンまとめ

以上、コスパに優れた定番ヘッドホン5選を紹介しました!

ハイエンド機を5点満点とした基準の評価のため音質評価は
比較的横並びになっていますが、この価格帯ではどれも優秀です。

ざっくり特徴をまとめると

1.DENON AH-D1100 → 総合力はトップレベル。クリアな音質。
2.Audio Technica ATH-AD500X → 中~高音重視の品のある音。開放型の広い音場感
3.AKG K240S → 上品目かつバランス良い音。解像度、音場感共に良好
4.SHURE SRH440 → ボーカルの艶めかしさが際立つ。解像度高い
5.Creative Aurvana Live! → 最安値だがバランス良し。楽しく聞ける味付け

という感じです。

またヘッドホン選びで音質と同じく重要なのが装着感で、
どんなに良い音のヘッドホンでも30分で耳が痛くなるようでは本末転倒ですが、
今回紹介した物はいずれも装着感も良い部類のヘッドホンかと思います。

どれも素晴らしいヘッドホンですが、それぞれ特徴があるので、
自分のよく聞く音楽や、用途に合わせてヘッドホンを選んでもらえればと思います。

以上、どせいでした!